健康カレンダー


74] 2018/ 6/ 1(Fri) 09:42:19

(月刊かみいな健康カレンダー 2018年 6 月号掲載)

「はしか(麻疹(ましん))を予防しよう」

 沖縄県を中心に3月下旬から「はしか(麻疹)」が広がり、愛知県や関東地方でも患者が確認されました。はしかは、昔は誰もがかかる病気で、多くの子供の命を奪いました。
 発熱、鼻水、目やになどの風邪に似た症状の後、口の中に白いブツブツができます。高熱と全身に赤いブツブツが出て、身動きもできなくなります。肺炎になることもあり、先進国でも千人に1人は亡くなります。
 日本は2015年に世界保健機関(WHO)から国内に由来するはしかは「排除状態にある」と認められました。しかし、今回は旅行者から感染が拡大し、100人以上に広がりました。はしかのウイルスは空気中を漂い、その場にいる全員が吸い込みます。感染力は非常に強く、マスクや手洗いでは予防できません。症状が出るのはウイルスが体に入って10〜14日後です。
 はしかにかかった時の特効薬はありませんが、2回の予防接種を受ければまず、一生かからない病気です。しかし、28歳〜41歳位の世代は、法律に基づく予防接種は1回でした。1回だけだと、数%の人にはまだ免疫がつかないといわれています。母子健康手帳で、はしか(麻疹)と風疹の混合の「MRワクチン」を2回受けているか確認しましょう。もし2回受けた記録がなければ、できるだけ早く免疫の検査か2回目の接種を受けられることをお勧めします。
 乳幼児や妊娠中の女性など、予防接種を受けたくても受けられない人もいます。そうした人に感染させないためにも、はしかを予防しておくことが大切です。(S.H.)


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