健康カレンダー


88] 2019/ 7/31(Wed) 17:43:11

(月刊かみいな健康カレンダー 2019年 8 月号掲載)

「スポーツと熱中症」

 熱中症に注意しながら夏のスポーツをいかに楽しむかがテーマです。熱中症発生のピークは梅雨明けの気温が上昇し始める頃にあります。熱中症とは恒温動物であるヒトが一定の体温を維持できなくなる状態です。体温を一定に保つために熱は体外に逃がしてあげなければなりません。スポーツにより生まれた熱は汗の蒸発によって体外に逃がされます。熱中症の初期症状は発汗に伴う水分や塩分喪失によるめまい、立ちくらみ、こむら返りなどです。病状が進むと、頭痛、吐き気、だるさを感ずるようになり、集中力や判断力が低下します。さらに進行すると体温上昇とともに発汗が止まり意識障害、運動失調、けいれん発作を起こします。頭痛、吐き気があり自分で容器を持って水分を摂れないような状態であれば医療機関の受診が必要です。通気性の良いウエアは汗の蒸発を促します。さらにスポーツ中は定期的な水分補給が重要で、必要な補給量は15分から30分毎に250ml前後です。ひと口が20〜30mlですので、3口ずつ3回摂るとだいたい目標の水分量になります。摂取する水分は塩分を含んだもので、水温15℃前後が適切と言われています。熱中症の予防には、涼しく風通しの良い場所で定期的に休憩をとる意識や、何より暑さに応じてスポーツ活動を止める意識が必要です。環境省の熱中症予防サイトでは暑さ指数による注意警戒レベルが示されており各地域での暑さ指数を確認できます。スポーツ活動実施の参考にしてはいかがでしょうか。(N.S.)


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