健康カレンダー


94] 2020/ 2/ 2(Sun) 18:12:38

(月刊かみいな健康カレンダー 2020年 2 月号掲載)

「お薬手帳を使っていますか」

病院で処方された薬の内容や注意点をまとめておくのがお薬手帳です。場合により、薬剤情報提供書を渡される場合もあります。薬が出るたびなので、面倒に思われ手帳に残さなかったり捨てたりする方もいますが、実はこの手帳はなかなか優れものなのです。複数の病院にかかる際、医師は他院の薬を見てどのような病気の治療をしているかを確認したり、重複しない処方を考えたりします。事情があって受診先を変えたときは前の病院で出ていた薬の情報が必要です。その際、お薬手帳は大切な情報源になります。薬を持参される方がいますが、ジェネリック薬が普及しているので調べるのには大変な手間がかかりますし、まして粉薬や水薬では薬剤名はわかりません。その他、考えたくはないですが災害で避難生活をしている時にも役立ちます。特に水害では家財は流されてしまうかもしれません。また、災害範囲が広域なので病院や薬局も被害にあう場合がありますし、電子化の進展で停電中はカルテを見ることができません。実際、東日本大震災で津波にあった地域の避難所に派遣された医師や薬剤師が、避難されている方々に飲んでいた薬を聞いても、白い丸い薬としかわからなかったという話があります。お薬手帳を普段持ち歩くバックの中に入れておき、病院や薬局の窓口で出していただければ、薬の内容を記録してお返しします。手帳がいっぱいになれば、新しい手帳をお渡しいたしますのでご自分の健康を守る心強い味方としてご活用ください。(K.K.)


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