健康カレンダー


54] 2016/ 9/30(Fri) 09:55:47

((月刊かみいな健康カレンダー 2016年10月号掲載)

「秋になると食欲がアップするのはなぜ?」

 夏も終わり秋風が吹く頃にもなると、何だかお腹が無性にすきませんか?秋から冬にかけては体重増加注意報発令シーズンです。夏から秋になると、日照時間が減少して明るさが低下します。精神の安定化を保つ脳内ホルモンであるセロトニンという物質は、日を浴びることが少なくなるとその分泌量が減少します。日光を浴びる以外にこのセロトニンの分泌を増やす方法は、糖分や乳製品、肉類を摂取することや睡眠をとることです。秋になると食欲が増すのは、たくさん食べたり眠ったりすることでこのセロトニンの分泌を補い精神の安定を保とうとするためではないかと言われています。また、気温が低下してくると、体温保持のために体の熱産生が高まり基礎代謝量が増加します。この基礎代謝が上がれば活動に伴いそれだけ多くのエネルギーが必要となり、食物から補給しようとお腹がすくわけです。その他にも、秋にはおいしい旬の食材が豊富に出回ること、食べ物が得にくくなる冬の到来前にたくさん食べて蓄えておくという自然界の動物としての名残などの理由も言われています。この食欲を無理なくコントロールする方法としては、野菜や海藻を食事の最初に食べる、よく噛んでゆっくり食べる、お茶やお水などのノンカロリーの飲み物を多目に飲む、一人で黙々と食べるのではなく家族や友人と会話を楽しみながら食事をする、満腹になるまで食べない、などがおすすめです。食欲を上手にコントロールして、味覚の秋を楽しく味わいたいものですね。(A.U)     




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