健康カレンダー


47] 2016/ 3/ 1(Tue) 12:50:41

(月刊かみいな健康カレンダー 2016年3月号掲載)

「スギ・ヒノキ花粉症」

 NPO花粉情報協会の予測によると、今年のスギ・ヒノキの花粉の飛散量は例年並みか例年よりやや多く、暖冬の影響で飛散開始は早まるとされています。すでに花粉症の症状が始まっている方もいらっしゃるかと思いますが、今回は対策・治療についてご説明いたします。基本は花粉となるべく接触しないことですので、天気が良く風のある日、特に飛散が盛んになる昼前後の外出を避け、外出の際は花粉対策の眼鏡、マスクやほこりが付きにくい服装が大切です。薬は症状によりやや違いがあり、くしゃみ・鼻漏(鼻水)型には抗ヒスタミン薬もしくは点鼻薬、鼻閉(鼻づまり)型やその両方の型には抗ロイコトリエン薬に抗ヒスタミン薬や点鼻薬の併用になります。抗ヒスタミン薬は眠気を生じることがあり効果とのバランスを見て薬を決めます。症状が重い場合スギ花粉症には以前より減感作療法というエキスを微量から注射する方法がありましたが、頻回の受診が必要などのためほとんど行われていませんでした。近年、舌下免疫療法という微量のスギのエキスを口の中に含む治療が行われるようになりました。頻回に受診することはなく、安全性も高いのですが数年継続する必要があり、10〜20%の方には効果がなく、花粉飛散時期には治療開始ができません。また治療も講習を受けた医師に限られます。製薬会社のホームページで施行できる施設が検索できますので、薬の効きが良くなく症状が重い方は今シーズン終了後ご検討ください。(K.K)



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