健康カレンダー


42] 2015/10/ 2(Fri) 11:00:30

(月刊かみいな健康カレンダー 2015年10月号掲載)

「インフルエンザのワクチンが変わります」

今までのインフルエンザワクチンは、3種類のウイルスに対するワクチン(3価ワクチン)でしたが、今年度より厚生労働省の指示で4種類(4価ワクチン)に変更になります。従来の3価ワクチンはA型2種類(平成21年に新型とされたインフルエンザともう1種類)とB型1種類で構成されていました。以前からA型に関しては2系統のウイルスが混合して流行していたのですが、ここ数年B型も2系統が混合流行するため、世界保健機構(WHO)は2年前よりB型を2種類に増やした4価ワクチンを推奨、実際昨シーズンから米国は4価ワクチンを導入しています。
ところで、ワクチンに使われるウイルスの種類はどのように決められるかご存知でしょうか。まず、WHOが専門家会議を開き年2回(北半球用と南半球用)のワクチンの推奨ウイルスを選定します。それを受けて厚労省は国立感染症研究所に検討会議開催を依頼、国内での流行状況等を考慮し日本国内での推奨ウイルスの選定を行います。最終的に毎年5〜6月に厚労省が決定をして各ワクチンメーカーに指示を出し、製造します。科学的に検証された過程をとるのですが、いくつかある候補の中から最終的に4種類(従来は3種類)を選択しなければならず、ワクチンに選ばれたウイルスと実際に流行するウイルスに見込み違いが生じてしまうことがあります。
このように今シーズンから4価ワクチンになるため予防接種の価格も去年と変わります。詳しくは各医療機関にお問い合わせください。
【K.K】


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