健康カレンダー


38] 2015/ 6/ 1(Mon) 13:51:47

(月刊かみいな健康カレンダー 2015年6月号掲載)

「スマホ依存症、あなたや家族は大丈夫ですか?」

 スマートフォン(以下、スマホ)の所持者が一日の大半をスマホの使用に費やしたり、するべき事をしないでスマホに夢中になってしまう状態をスマホ依存症と言います。その結果、睡眠時間の減少、作業能率の低下、目の疲れ、歩きスマホによる事故、下を見続ける姿勢が体調に悪い影響を及ぼすなどの弊害が生じることがあります。また、親しい人といる時もスマホを手放せないため、対人関係の悪化やコミュニケーション能力の低下にもつながりかねません。本来はコミュニケーションを支援するための道具が、かえってコミュニケーションを阻害してしまうという皮肉な状況を生み出してしまうのです。近年、中学生や高校生の間でもスマホの所持率が上昇してスマホ依存となるケースが増えています。本来なら学習やスポーツ、読書、友人との交流などから教養や社会性、情操などが育まれる時期なのですが、その大切な時間がスマホに奪われているのです。またスマホでは画面を認識して指で操作することが中心なので、思考という過程をあまり要しません。人間には状況を把握し思考してから正しく判断し行動することが求められます。今春、信州大学の山沢学長が入学式の挨拶の中で、「スマホやめますか?それとも信大生やめますか?」と新入生に問いかけて話題となりました。やめないまでも、スマホの使用には自身の管理と節度が必要です。スマホはかばんにしまうなどして必要な時にだけ取り出すのも方法です。運動や読書、友人や家族との会話をもっと大事にしたいですね。

(A.U.)


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