健康カレンダー


32] 2014/12/ 1(Mon) 08:40:21

(月刊かみいな健康カレンダー 2014年12月号掲載)

「大腸がん検診を受けませんか」

 皆さん、大腸がん検診を受けていますか。この検診を受けている人は少なく、その一番の理由は、働き盛りの方が多く『健康に自信がある』との調査結果でした。大腸がんの発生は、40歳頃から増加し始め高齢になるほど高くなり、平成24年.全がん死亡者数のうち大腸がんは男性第3位・女性1位となっています。検診では、大腸がんを無症状の早期に発見でき、皆さんが簡単に行える便潜血検査が用いられています。この検査の原理は大腸内を便が通過していく際、がんやポリープにふれて血液が付着することを利用しています。食道・胃・十二指腸からの出血には反応し難く、大腸からの出血のみに反応すると考えられ、牛肉などの動物の血液にも反応しないため食事制限の必要はありません。病院から投与中の内服薬を中止する必要もありません。ただ困ったことに痔などの肛門病変でも陽性になってしまうことがあり注意が必要です。検査の方法は、採便棒を使って、便の表面をまんべんなくこすり、採便棒をケースに入れて提出するだけです。大きながんやポリープでも絶えず出血しているわけでは無く、いつも便に血が混ざるとは限りません。ですから、採便回数は、効率良く判定できると考えられている2日法が推奨されています。この方法で、大腸進行がんの約80%、早期がんの約50%を発見することが可能で、死亡減少効果は60〜80%あると考えられており、見つからない場合でも毎年健診を受ければ,4分の3以上は治療可能な段階で発見できると言われています。今後も大腸がんは、増加していきます。症状の無い早期の段階で大腸がんを発見するため毎年の便潜血検査を受診しましょう。
(N.T)





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