健康カレンダー


63] 2017/ 7/ 2(Sun) 11:39:52

(月刊かみいな健康カレンダー 2017年 7 月号掲載)

「水痘・帯状疱疹ワクチンをご存知ですか」

 帯状疱疹は、50歳から70歳に多くみられる病気で、80歳までに約三人に一人が経験すると言われています。帯状疱疹は、子供の頃にかかる水ぼうそうと同じウイルスによって発症します。水ぼうそうに感染し治った後、ウイルスは神経の中に潜んでいます。加齢・ストレス・過労・悪性腫瘍などで体の免疫力が低下すると潜んでいたウイルスが再び活動し始め、体の片側の皮膚に、チクチク・ズキズキとした痛み・かゆみを出現させ、やがて虫刺され様の紅斑を認めるようになります。続いて帯状に並ぶ激痛を伴う多くの水ぶくれが現れ、水
ぶくれが破れてただれた状態となりかさぶたへと変化していきます。皮膚の症状が治っても長期にわたって痛みが続くことがあります(帯状疱疹後神経痛)。
他にも厄介な後遺症として、脳炎・脳血管障害・運動神経麻痺・眼科合併症・耳鼻科合併症などがあります。重症な帯状疱疹を予防するためワクチンを接種することが可能となりました。接種することにより帯状疱疹の発症率を減少させ、重症化を予防することができます。また帯状疱疹後神経痛も軽くすむようになるようです。このワクチンの効果は約5年間と言われています。今後子供の水痘予防ワクチンの定期接種と高齢化社会の進行により、帯状疱疹の増加が推測されます。帯状疱疹ワクチンを接種して今後に備えてみては如何でしょうか。詳しくはかかりつけ医に相談してみてください。(N,T)


次を読む [最新を読む前を読む